本社ビル|新築計画|BCP対策|ウェルビーイング|サステナブル|省エネルギー|ライフサイクルコスト|既存施設連携|残地利用
本計画は、企業の成長と将来を見据えた本社機能の再構築に向け、事業コンペとして検討されたプロジェクトである。
安全性の確保と事業継続性(BCP)への対応に加え、既存施設との関係性を維持しながら、より効率的で快適なオフィス環境の実現が求められた。また、働き方の多様化に対応した柔軟な空間構成と、建設費・維持費を含めた長期的なコスト最適化も重要な評価ポイントであった。
限られた検討期間の中で、これらの要件を整理し、事業性・将来性・実現性を兼ね備えた提案が求められた。
事業コンペにおける提案業務として、以下を実施。
・全体コンセプトの立案
・配置計画・平面計画の検討
・構造・災害対策の基本方針整理
・既存施設との関係性・動線計画の整理
・オフィス環境(働きやすさ・ウェルビーイング)の提案
・サステナブル・省エネルギー計画の方向性提示
・ライフサイクルコスト低減に関する考え方の整理
整形で合理的な構造計画をベースに、高い耐震性と事業継続性を両立する計画を提示。あわせて、床レベルの嵩上げや設備配置の工夫により、水害リスクへの対応方針を明確化した。
配置計画では、既存施設との動線や視認性、緑化を活かし、敷地全体の一体的な利用を提案。将来的な拡張や運用も見据えた柔軟な計画としている。
オフィス計画では、自由度の高いモジュールを採用し、将来のレイアウト変更にも対応可能な構成とした。自然光や通風、緑を取り入れた空間とすることで、働く人の健康や快適性に配慮した環境の実現性を示した。
さらに、省エネルギー設備や高断熱化、耐久性の高い材料選定により、建設時から運用・修繕までを見据えたライフサイクルコスト低減の考え方を提案した。
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