木造住宅の耐震性能チェック(セルフチェック)

皆様ご自身でご自宅の耐震性能セルフチェックしませんか。

 

東日本第震災から10年を過ぎた今でも日本海溝付近で大きな地震、また、近海の各海溝付近でも地震が多く発生しています。2020年 防災科学技術研究所 J-SHIS地震ハザードステーションでも示されているように神奈川県ほか「今後30年間に震度6弱以上の揺れに見舞われる確率」高い確率を示されているエリアが首都圏範囲でも多くあります。

https://www.j-shis.bosai.go.jp/

また、少し前になりますが、熊本地震について国土交通省から「熊本地震における建築物の被害の原因分析を行う委員会 報告書 概要」等、発表しています。

http://www.nilim.go.jp/lab/hbg/0930/pdf/summary.pdf

この報告書から、

   昭和56年6月1日以前の木造住宅           倒壊・大破の被害   45%程度

   昭和56年6月1日~平成12年5月31日の木造住宅  倒壊・大破の被害   17%程度

この結果を踏まえて、国土交通省・日本建築防災協会から、所有者による耐震性能チェック・判定ができる新耐震木造住宅検証法のセルフチェックリーフレットが公開されてます。

今一度、ご自宅のご状況を皆様ご自身で確認されてはいかがでしょうか。以下に対象案件チェックできるよう示します。

 

 

【ステップ1】

  御自宅の建設時期をご確認ください。

  対象は、昭和56年6月1日~平成12年5月31日)

    注):上記期間以外は、セルフチェックの対象外となります。

 

 

【ステップ2】

  全ての階が木造で、平屋・2階建ての在来軸組工法の住宅でしょうか。(※基礎はコンクリート造であること)

    注):1階コンクリート造、軽量鉄骨造等は対象外となります。

 

 

ステップ1,2とも対象となる場合は、新耐震木造住宅検証法のセルフチェックリーフレット対象となり、皆様ご自身で診断できますので、下記の日本建築防災協会のリーフレットより、ご自宅の耐震性能をチェック・確認ください。

 

 

日本建築防災協会

昭和56年6月~平成12年5月までに建築された

木造住宅の耐震性能チェック

(所有者等による検証)

https://www.pref.shizuoka.jp/kenmin/km-320/documents/taishinseinoucheck.pdf